9.これからの子ども会

ただでさえ逼迫した状況にあるこの子ども会で、次の会長にこのファンディングを毎年実行するように引き継ぐことは負の遺産になりかねません。年に一度の特別なイベントを、例えばもう少し近くの小規模なレジャー施設にしたり、ボウリング大会にしていけば、会費と助成金でまかなえます。


それでも引率者が足りない問題だけは永続的に続きます。今回のプロジェクトをきっかけに、少しでも多くのボランティア活動の団体とつながりを持ち、この子ども会の特別な事情をご理解いただいて、恒常的に支えていただけるよう尽力したいと考えています。


今回のことを周囲に伝えることによって、地域の解決すべき課題があることを少しずつでも知ってもらえている、というありがたさを実感しています。またその解決手段はお金だけでなく知恵や努力で生み出せる方法もあるのだということ、それらを教えていただいたことは、文字通り「無形の財産」です。


社会的不利や困難に打ち克つ子どもを育てるために、子どもたち自身にも「クラウドファンディング」の存在を知ってほしいと思っています。


次に目標の一つとして、魅力的な会にして会員を増やしたいと考えています。会員を増やすことで会費増、助成金増が見込め、子どもの成長を促す良い循環に戻すことができます。


イベント当日は異年齢の交流で、遊ぶアトラクションにも子ども同士の思いやりや譲り合いといった工夫が必要であることを学びます。


学校や園のようにわかりやすいルールのある場所ではないため、もしかするとちょっとした行き違い等が起こるかもしれません。そんな時に話し合いをしたり、譲り合ったり意見を出し合ったりすることでお互いに着地点を見出し、小さな社会を自分たちで形成しているのだという自信を持たせます。長らく、形骸化の傾向にあった子ども会ですが、この活動をきっかけに「子ども会って楽しいな」「次はどこに行けるのかな」と楽しみにしてくれるような会にしたいです。

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